福岡商工会議所エネルギー部会部会長=増田成泰・増田石油㈱代表取締役社長は、例年、福商エネルギー問題セミナーとして、一財日本エネルギー経済研究所十市勉氏を講師にお招きしてご高話を拝聴しております。
新型コロ ナウイルスの感染拡大で世界経済およびエネルギー市場が大きな影響を受ける中、米国では環境重視のバイデン新政権が発足し、脱炭素社会に向けた世界の動きが加速しています。日本では、菅政権が2050年にCO2排出ゼロを目指すことを宣言し、その実現のため「第6次エネルギー基本計画」の策定作業が進められています。
今回は、コロナ禍と気候変動問題を踏まえて、最新の国際エネルギー情勢と今後のわが国エネルギー政策の課題について、ウエブ配信にて分かりやすく解説いただきますので、是非ご視聴賜りますようお願い申し上 げます。
【略歴】
昭和20年生まれ。
東京大学理学部卒業。同大学院地球物理コース博士課程修了(理学博士)。
昭和48年、財日本エネルギー経済研究所研究員。
その後、マサチューセッツ工科大学エネルギー研究所客員研究員、財日本エネルギー経済研究所総合研究部長、同理事・総合研究部長、同常務理事を 経て2006年専務理事最高知識責任者・首席研究員。2017年6月から現職。
主な著書には、「シェール革命と日本のエネルギー」「21世紀のエネルギー地政学」「石油-日本の選択」「エネルギーと国の役割-地球温暖化時代の税制を考える共著」などがある。
そのほか、新聞、雑誌コラム等への寄稿多数。また、海外電力調査会理事を務めるなど各方面で活躍中。