安倍元首相の訃報について

令和4年7月8日

安倍元首相の訃報について

福岡商工会議所
会頭 谷川 浩道

安倍晋三・元首相の訃報に接し、謹んで哀悼の意を表します。

低迷した日本経済を打開すべく、経済最優先を掲げ「アベノミクス」に全力で取り組まれた安倍氏が、このような暴挙により犠牲となられたことに、驚きと憤りを感じます。

安倍元首相のご功績については枚挙にいとまがありませんが、第二次政権時代には、国内経済では株価が上昇し、雇用情勢も改善しました。
また外交面では、環太平洋経済連携協定(TPP)の締結に向け、国際政治におけるわが国の存在感を高めるなど、国内外から高い評価を受けました。

ポストコロナの新しく力強いわが国の姿を見ることなく、志半ばでご逝去されたことは、我々国民はもちろんのこと、ご本人にとっても非常に残念だったことと思います。

ここに、安倍元首相の生前のご功績を称え、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

(以上)

(注)
安倍元首相とは、お互いがまだ30代前半の頃から国会議員になられる頃まで何度となく食事やゴルフを共にしてきました。首相になられてからは、ごくたまにしかお会いする機会がありませんでしたが、お会いするたびにさらに大きな人物になっていかれるように感じたものです。いつも明るく語る安倍元首相の声が今、頭の中で鳴り響いています。