福岡県商工会議所連合会（会長＝礒山会頭）は、八女市で第129回通常会員総会を開催。県内19商工会議所の会頭、副会頭、専務理事ら43名が出席した。
　総会で挨拶に立った礒山会長は「今年7月に起きた『九州北部豪雨』災害から3か月が経過したが、時間の経過と共に課題が見えてきた。商工会議所の強力なネットワークを活かし、あらゆる機会を通じて被災した地域の復旧復興に努めたい」と話した。
　その後、朝倉商工会議所の大隈晴明会頭（㈱オークマ 代表取締役社長）より「平成29年７月九州北部豪雨」に関する被災及び復旧・復興状況報告が行われた。続いて、豪雨災害からの復旧復興に向けた支援策や、中小企業に向けた経済政策を盛り込んだ県への提言要望案などを審議し、原案通り承認された。
　総会終了後には、八女市の老舗酒蔵の㈱喜多屋と、㈱高橋商店「しげます」を視察した。
　視察後の懇親会では小川県知事や八女市の鎌田副市長らを来賓に迎え、活発な意見交換を行い、交流を深めた。