(7/1-8開催)平成30年度 福商・経済訪問団

福商の活動

▲パリ=イルドフランス地方商工会議所
▼での意見交換(フランス)

福商の活動 福商の活動

▲トマトワールド視察(オランダ)

福商の活動

▲九州合同レセプション

 当所は、最新の経済情勢や商工業の活動内容の把握や、海外の商工会議所との交流を図ることを目的に「福商・経済訪問団」を海外に派遣している。今回は観光産業先進地のフランス、世界遺産や文化芸術施設等といった観光資源を活用しているベルギー、IT・IoTを活用した先端農業を行っているオランダを訪問。団長/礒山前会頭、副団長/藤永会頭、榎本副会頭、当所議員、会員企業など計18名が参加した。
 パリでは商工会議所共済制度で深い関係があるAXA本社を訪問し館内視察と意見交換を行った。
また、パリ=イルドフランス地方商工会議所を訪問し、互いの事業を紹介した。パリ=イルドフランス地方商工会議所は、地域の発展のために行政と連携した建議要望などを行っており、地域企業の発展に向けて要望活動等を行っている当所と共通するところもあり、意見交換を通して今後の福岡とフランスの経済交流に向けた関係構築ができた。
 オランダではトマトワールドを訪問し、日照時間に応じた屋根の自動開閉システムや、成長速度に合わせた水やりの自動化など、生産性向上の為にIT・IoTを駆使した最先端トマト農場を視察した。
 また7月2日には、パリで九州地域戦略会議(共同議長:廣瀬九州地方知事会会長、麻生九経連会長)主催による「九州合同レセプション」も開催され、2019年ラグビーワールドカップのPRと九州内の周遊観光促進のプロモーションを実施した。
 翌日には在仏日本国大使館主催の昼食会が開催され、当所からは藤永会頭が出席し、木寺大使や九州各県の知事、経済界代表らと意見交換を行った。
 今回の訪問は、ラグビーワールドカップ2019に向けて福岡・九州の観光をPRするとともに、街全体が観光地として整備されている現地の様子を見ることができ、九州周遊ルートの形成など観光産業の発展を目指すうえで非常に参考になる視察となった。