「福岡が大好きだから」これが志望の一番の理由です。
福岡生まれ・福岡育ちの私は、大学時代を関西で過ごしましたが、その経験が福岡の魅力を再認識する契機となりました。
福岡の元気に貢献する職業に就きたいという漠然とした思いの中で就職活動をするうちに、商工会議所が地域振興、街づくり、企業支援等の様々な分野から地域を支える仕事に携わることができる団体だと知り、その一員として働きたいと強く思うようになりました。

福岡市内にある商店街の活性化のお手伝いをしています。
福岡市内には約150の商店街組織がありますが、昨今の大型商業施設の出店やEC市場の拡大といった競合の増加、空き店舗増加、組織の担い手不足等の課題を抱え、活力が低下している商店街が少なくありません。
一方で、商店街は地域事業者の活躍の場として、また賑わい創出を担う地域住民のコミュニティの場として、高い期待を寄せられているところです。
商工会議所は、商店街地域活性化のためのコーディネーター的な役割を担い、活性化までの道筋(計画)を立てる支援や、その実現に向けた事業(イベントなど)実施、施策活用提案等を行っています。
具体的には、福岡にも非常に多い外国人観光客(インバウンド)対策、飲食店を中心としたはしご酒イベント、プレミアム付き地域商品券等の事業等がありますが、いずれのケースも支援先を取り巻く環境や組織力等を注意深く観察し、その商店街に最適だと考えられる提案を行うよう心掛けています。
商店街は、構成する店舗が多業種で規模も全く異なることが多いため意見調整が難しく、１つの案件を進めるのに時間がかかることもしばしばですが、それを乗り越えプロジェクトが成功したときにはとてもやりがいを感じます。

就職活動は、自分を見つめ直すとても良い機会だと思います。「自分は何のために働くのか」を熟考し、その考え方に合う企業を探してみてください。
私が日々働きながら感じることは、世の中には、自分が知らなかった企業(世界)が本当にたくさんあるのだということです。選択肢の幅を広げるためにも、就職活動では業種や企業規模にとらわれず、ぜひ色んな企業のお話を聞いてみると良いと思います。
その中で、福岡商工会議所の仕事に関心を持っていただけたら嬉しいです。