福岡工業大学工学部生命環境科学科
教授 工学博士 川上 満泰 氏
特定の有機物を資化する能力に優れた微生物を利用し、環境モニタリング用のバイオセンサシステムの開発を行っています。
たとえば、塩素系農薬の成分として知られる2,4-ジクロロフェノキシ酢酸については、微生物による分解生成物を検出するタイプのセンサシステムを、また有機物含有廃液については、微生物による資化速度を測定することにより、従来の5日間法やバイオセンサ方式に比べてより簡便にBODを評価するシステムを開発しました。
検出にはメンテナンスの容易な電極法を用いています。また分析手法としてフローインジェクション方式を採用していますので、迅速性や再現性など実用性に優れ、将来は自動化も期待できます。
焼酎蒸留廃液などのBODセンサシステムの実用化などを目指しています。
有機物資化微生物の探索、電極型センサの高機能化、センサシステムの高感度化
微生物や酵素の環境浄化および環境モニタリング技術への応用研究
各種有機物含有廃液のBOD評価システムの共同開発に関心のある企業を探しています。