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大学発 研究成果・テーマ情報 |
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九州産業大学 工学部 土木工学科 |
地震時に危険な斜面の抽出法に関する研究シーズの概要私の研究室では斜面崩壊の事前予測とその対策に関する新技術・新工法の開発を主テーマとして研究を行っています。 北部九州は全国まれに見る地震の少ない地域といえます。しかしそれだけに斜面も地震を受けた経験(免疫性)がないため、震度W・X程度の地震でも災害が多発することが予想されます。 本研究は過去に震災を受けた地域(新潟・えびの・大分中部)の斜面崩壊の地形的要因を分析しその結果を用いて福岡市周辺の山地(立花山周辺)における危険斜面の抽出を行ったものです。 研究の手順当研究室では地震で被災した斜面(500ヵ所)とそれに隣接する崩壊しなかった斜面(500ヵ所)を選び、両グループを統計処理(多変量解析)して、地震に弱い斜面の地形的要因に重み付けを行っています。これはインフルエンザという外力を受けて学級閉鎖された教室で発病した児童と発病しなかった隣席の児童とを選び、それまでの体質・健康状態を比較して、発病しやすい要因を見出し、今後の健康管理に役立てようとするものに似ています。 表は以上の作業の結果得られた要因とそのランク別の重み付け(得点)を示したものです。 急傾斜斜面ほど配点が高く崩壊しやすいということを意味しています。上昇型とは斜面断面形状が上に凸を意味し、遷急線とは斜面上に立って下方が急勾配に変化する点を横方向に結んだ線を意味します。 3、 危険斜面の抽出現在、九州産業大学背後の立花山をテストケースとして、地形解析を行っています。地形図は福岡市から出されている2500分の1の精度のものを用い25m.×25m.のメッシュに区切り、それぞれの区画について表の配点を用いて合計得点を総合得点として評価しています。 図はその一部を示したもので総合得点5以上を危険斜面、0以下を安定斜面として表示したものです。 今後は福岡市周辺の開発が山地に侵入している地域の評価を進めていく予定です。 |
シーズ提供大学
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