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蕁麻疹

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~働き盛りの健康管理~

蕁麻疹 2007年12月号より

占部 和敬
国立病院機構 九州医療センター 皮膚科・アレルギー科 医長

日本皮膚科学会専門医、日本皮膚科学会美容皮膚科・レーザー指導専門医、日本色素細胞学会理事、日本研究皮膚科学会評議員、九州大学大学院医学研究院皮膚科学分野臨床講師
昭和60年九州大学医学部卒業、九州大学皮膚科入局。
広島赤十字・原爆病院皮膚科部長、九州大学医学部附属病院皮膚科講師、助教授を経て、平成19年4月より現職。
専門領域は色素異常症、レーザー治療、アトピー性皮膚炎、皮膚腫瘍
45歳女性。数ヶ月前より毎日のように蕁麻疹が出るようになりました。近くの皮膚科で処方される薬を内服すると症状は治まりますが、やめると再発します。原因の精査、治療のため、紹介を受け受診されました。
どんな症状が蕁麻疹ですか。
 蚊に刺されたときにみるような、皮膚から盛り上がった紅斑や浮腫(白く盛り上がった状態)が突然出現します。円形または楕円形の発疹(=皮疹)が拡大、癒合して、地図状となることもあります。強い痒みを伴いますが、個々の皮疹は24時間以内に消えてしまうのが特徴です。重症では、気道も腫れて息苦しくなることがあります。そのときはすぐに病院にかかってください。
原因は何ですか。
 原因には食べ物、薬剤、扁桃腺炎などの感染症、寒冷刺激などいろいろあり、ときに血液検査で明らかになることがあります。検査をしても原因がわからないものもあります。
蕁麻疹に種類はあるのですか。
 数日で終わるものを急性蕁麻疹、1ヶ月以上にわたって繰り返すものを慢性蕁麻疹といいます。そのほか、圧迫などの機械的刺激、寒冷、温熱、運動などのよる蕁麻疹があります。
運動時に出現するものもあるのですか。
 ある特定の食物で、普段は食べてもなんともないのに、食べた後2~3時間以内に運動をすると蕁麻疹、呼吸困難や血圧低下などを起こすことがあります。これは、食物依存性運動誘発アナフィラキシーとよばれ、運動によって原因食物の吸収が増加して起こるといわれていますが、その仕組みについてもはっきりとはわかっていません。例えば、“昼休みに食事の後、スポーツに興じてじんましんが出た”というような場合は、食物依存性運動誘発アナフィラキシーを疑った方がいいかもしれません。医師の診察を受けることをお勧めします。
 食物依存性運動誘発アナフィラキシー対策としては、原因食物を避けること、食後3時間以内の運動を制限すること等があげられます。詳しくは医師に相談し、その指示に従ってください。
どのような治療がありますか。
 通常は抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤が有効です。慢性型では、症状が日常生活に支障がない程度に、長期にわたって抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤を内服し、徐々に減らしていくようにして治療します。中には何年間も続けてこれらの薬を内服してもらうこともあります。そのほかグリチルリチン製剤の静脈注射を行なうことがあります。重症では、副腎皮質ステロイド剤の内服、点滴治療を行なうこともあります。
出現時にはどんなことに気をつければよいですか。
 体が温まり、血行がよくなるようなことをすると痒みが増強、また出現しやすいので、ゆっくり入浴せずにシャワー程度にしておく方が良いでしょう。また、食事では汗をかくような辛いものは避けたが良いでしょう。また、飲酒も血行がよくなるので控えたほうが良いでしょう。ストレスにより増悪している場合もあり、できれば無理をせず、規則正しい生活をしてください。

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